インドネシアでのNGSライブラリ作製

ここでは、2015年のインドネシア、ボゴールのボゴール農科大学で現地の学生さんと

次世代シークエンス(NGS)用ライブラリを作製した様子を簡単に紹介します。

 現在では研究を行うにしても様々な規制があるために、サンプルの持ち出しなどが制限されています。持ち出せない場合は相手国に行って実験すればよいので、インドネシアのボゴールに行きNGSライブラリの作製を行い、作製方法を現地の学生に教えてきました。

ボゴールでのNGSライブラリ作製

 相変わらずの交通渋滞を経てボゴール農科大学に到着。緑豊かなキャンパスの広い大学です。

 朝食は甘い豆腐の生姜蜜がけ、キャッサバの塩煮、マンゴ。どれも美味。

 フロア図。建物は三角形を組み合わせて作られているので風が吹き抜けて気持ちいいです。

 建物の見た目も三角形です。

 三角形の内側は廊下で一辺45m。どの廊下も緑がアレンジしてあります。

 ホテルの出発は朝6時。そのため朝食は大学で。

 NGSライブラリの作製。磁気ビーズを使った実験は初めてだったので、その様子を写真にも撮影して方法を記録しています。

 昼食は近所で買ってきてもらった牛肉のスープとごはん。学生さんみんなと食べると、より美味しいです。

 大学の5階に住んでいた猫。自由きままな感じでした。

 今回はNGSライブラリの作製だけでしたが、大掛かりな機器がなくても、多くの実験を研究の相手国で行うことができることが実感できました、またそこでの学生さんの研究における成長を感じることができました。