キューバでの野生のブロメリア

ここでは、野生のブロメリアについて写真で紹介します。

場所はキューバです。

ブロメリアとはパイナップル科の植物の総称で日本で人気のエアープランツ(Tillandsia)や

Birllbergia、Hohenbergiaなどを含みます。栽培されたものはよく見かけますが、野生でどのような場所に生育しているかを見かけることはあまりありません。

キューバの街中。街路樹などたくさんありますが、着生植物は皆無です。

Tillandsiaが電線などについている、と聞いたことがあるのですが

全く見つけることはできませんでした。

郊外のうっそうとした森。

とにかく、蚊が多いです。

人がいないのでマラリアとデングの危険性はありません。

木の枝を見ると、大きなエアプランツの影が。

すごい数着生しています。

このような密度です。

幹にダイレクトに着生しています。

樹冠には着生していません。

太陽光は直接当たることがあるような場所です。

垂直な幹にもびっしりと。

よく見ると小さな苗も。

見てて楽しくなります。

蚊がいなければ。

細い枝でも大きく育っています。

しかし、大きい株が地面に落ちているのもしばしば見かけました。

地面に落ちた株は枯れていくようでした。

キューバの犬。

手前に大きなTillandsia、奥にNeoregelia?がついています。

地上性のタンクブロメリア。木の根元に生えています。

着生のサボテンも。

太い垂直の幹にも。

 

森の中で見た大きなブロメリア。

キューバの研究者の話ではBillbergiaだということ。

サイズは直径1.5m程度。

上を見上げると。。。

この大きなBillbergiaが大量に着生していました。

地上のものは、タネがこぼれたものかも。

写真をよく見ると、ウスネオイデスらしきものもありました。

アップで見ると、密集具合がわかります。

低い木の上の巨大Billbergia。

枝が折れて落ちてしまったTillandsia。

50 cmくらいあるので重さで折れたのかも。

稀に落ちてもがんばって開花している株もありました。

海沿いの乾燥した地域では、着生ブロメリアが見られなくなります。

サンゴの石灰石が侵食された大地にサボテン。

黄色い部分は果実?

雨の多い地域に戻ると、再びTillandiaが多くなります。

中央の株で80 cmくらい。

地衣類が覆った幹に着生しています。